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のんびりと過ごしています、GW [Book]

今年のGWは特に遠出する予定が無いので、家でのんびりと過ごしています。
ゲームやったり、ギターの練習したり、本を読んだりと。
それで読んだのが、三浦しをんさんの「舟を編む」です。
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先日、今年の本屋大賞を取った作品です。
「ジェノサイド」を押さえての受賞だったので、一体どんな内容なのかと期待大で読みました。
内容は、辞書を作り込む青年のものがたり。長い時間をかけて作り込む、辞書作りの行程が解ります。
なるほど、こういう作品が大賞を取るんだなって感じです。特にどうということの無い内容なのですが、全体的に優しい内容です。こういう作品で癒されるのかも知れませんね。
ただ、私的には期待していただけに少し物足りないです。これだったら「ジェノサイド」を推しますね。
本屋大賞って、わりとこういうほんわかした感じが好きなような気がします。

昨日、丸の内のエシレというお店に行ってみました。エシレバターを扱っているお店です。お目当てのクロワッサンはもう売り切れだったので、フィナンシェを買ってきました。確かに美味しいのですが、1つ315円はさすがに高いです。エシレバターも小さいのを買ってきて、フランスパンに付けて食べましたが、これは本当に美味しい。ちょっとした贅沢です。

今週購入したCD
Rufue Wainwright 「Out Of The Game」(iTunes DL)、The Band 「The Band」「Northern Light Southern Cross」
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「図書館戦争」シリーズを読みました [Book]

遅ればせながら、「図書館戦争」シリーズを読みました。
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前から気になっていたのですが、読み出したら止まらなく4巻通して一気読みです。
内容はかなり面白かったです。近未来での図書の自由をかけての戦い、戦いと言っても銃器まで使った戦いのストーリーです。キャラクターが個性的で楽しいです。
確かに図書が検閲されてしまったら大変なことになりますが、現在の放送規定とか差別用語の制限とかが段々厳しくなってくると、フィクションの世界では無くなってくるかも知れません。
小説にもありますが、物事を規制したりする事に対しての本当の問題は、その事は正しいと思っている個人の価値観、つまり正義の意識にあるのでは。
アニメ化されているそうで、今度映画にもなるそうですが、ぜひ実写版でやって欲しいです。
でかい主人公はぜひ、長澤まさみちゃんで。

文庫本の最後で、作者の有川さんと児玉清さんが対談しているのも良かったです。児玉清さんはこういった小説も読まれていたんですね。児玉さんが好きな本は、私も好きなものが多いです。児玉清さんが亡くなったことは本当に残念です。もっと色々な良い本を紹介して欲しかった。
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久々の伊坂幸太郎 [Book]

伊坂幸太郎の新作「PK」を読みました。
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前作の「マリアビートル」以来、1年半くらい経っていました。
作者の後書きでも書いてありますが、昨年の震災前に書かれたもののようですが、仙台を拠点とする作者にとって、震災後は直ぐに作家活動に向き合えなかったようで、1年後にやっと出た作品です。
しかし何だこの小説、この不思議な感覚。伊坂幸太郎ワールドに磨きがかかっています。
3つの話で構成されていますが、いろいろな事が絡み合って、頭がついていけません。
直ぐにもう一回、最初から読み直すはめになります。そこでやっと納得。でも本当はまだ理解していないかも。
久しぶりでしたが、本当に楽しめました。
まだ震災のキズは癒えていないとは思いますが、何とか読者のために、新作を届けて欲しいと思っています。
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