読書を再開しました

3月にTOEICを受けるため、12月から通勤時間の読書を封印して英語の勉強をしていました。
やっと終わったので、読書を再開です。
その間に出た読みたい本はとりあえず購入して、部屋に積んでありました。
読書再開は、伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」から。













久しぶりにブラックな内容。でもって複数の短編が繋がって、最後のオチへ。これぞ伊坂幸太郎の本領発揮ということですね。面白かったです。やっと私の好きな作風に戻って来てくれました。
でもって、また新作の「ガソリン生活」が出て、今日購入してきました。今読んでいるトムクランシーの新作が終わったら読みます。
その次に読んだのが、本屋対象にもノミネートされている川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」。











本屋で見て、何となく気になって読みました。最初の出だしのテンポが良く、すぐに読み進められます。でも半分くらいから、少し飽きてきてしまい、終わってみるとイマイチと言う印象でした。
少し期待し過ぎたかな。
そして今はトムクランシーのライアンシリーズの新作「ライアンの代価」に取りかかっています。こちらも文庫本4冊といつもどおりのボリューム。まだ1冊目ですが、さっそく引き込まれています。まだまだ序盤ですが、これからが楽しみです。
他にも2冊くらい買ってあるので、GWくらいまではかかりそうです。
でもTOEICがイマイチだったので、今後の通勤時間の半分は英語の勉強にまわすつもりです。さすがに単語が覚えられない。歳ですね。

今週購入したCD
The Strokes 「Comedown Machine」、PEACE 「In Love」










ストロークスの新譜いいですね。あとScott&Riversの日本語のアルバムにハマってます。

「楽園のカンヴァス」を読みました

原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を読みました。今のところ、今年一番ですね。
















アンリ・ルソーの「夢」を題材にしたミステリーです。日本人でもこういった小説を書けるんだと、少し驚きました。
美術のことは全然詳しくありませんが、ルソーという作家の不遇な環境、それを支えるピカソなど、人物表現が際立っています。
あまりの面白さに、一気に読みました。（実はマリーナ・ベイのプールサイドでずっと読んでました。）
後半の流れも秀逸で、驚かされます。
こういった本を読むと、本当にMoMA美術館で絵を観たくなりますね。

今日は父の日です。
先ほど、今年から一人暮らしを始めた娘からプレゼントが届きました。














千疋屋のチーズケーキです。あとで、紅茶を入れて食べます。やっぱり嬉しいですね。
あと、次女からもプレゼントが。
こちらはモロゾフのケーキとFALKEのソックス。こちらも最高。

本屋大賞の翻訳部門と雑誌ポパイのリニューアル

先日読んだ今年の本屋大賞「舟を編む」に続いて、今年から新設された翻訳小説部門大賞を読んでみました。
ドイツの作家、フェルディナント・フォン・シーラッハという人の「犯罪」という本です。

















ドイツで起こった実際の犯罪をいくつか収めた短編集です。1話が30ページも無いので、気軽に読めます。
昨年の「このミス」で2位だったりと評価が高かったので期待していたのですが、それほどの本ではないかなと。一つ一つの題材もそれほど興味がもてるモノではなく、報道はされないけど日本でも同じような犯罪はあるのではと。犯罪なので、読んだ後はあまり後味も良くないですし。
ただ最後の「エチオピアの男」と言う話は面白かった。これだけは読む価値ありです。最後は本当に暖かい気持ちになれます。お薦めですね。

そういえば雑誌ポパイが今月からリニューアルしました。















今までは若向きのファッション誌になっていて、最近は購入していなかったのですが、今回は創刊時のマルチ情報誌に変身しています。内容も濃く、読み応えがあります。かなり良いです。これだったら毎月買っても良いかなと思っています。